有人機と無人機の空中遭遇が激増、飛行経路変更も 米

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

有人機と無人機の空中での遭遇の多発は、米国で無人機の利用が増えている現状を考えれば不思議ではない。農家は農地の調査などのため無人機の利用を希望している。結婚式のカメラマンが上空から移動しながらの撮影を望む例もある。無人機は法執行機関、消防当局や災害救援当局なども使っている。

無人機の価格は700ドル(約8万2600円)以下の機種もあり、趣味で飛ばして楽しむ事例も多数ある。

FAAによると、空中で無人機との接触件数が増えた背景には、これら遭遇への注意を喚起し、報告制度を改善したことも一因となっている。

米国では現在、無人機の飛行は個人的な趣味の場合は合法だが、商業目的はFAAが特別許可を与えない限り違法となっている。無人機飛行のための公式な規則が構築されていない事情が絡んでいる。FAAは今年末をめどに公式な規則を公表する見通しとなっている。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]