エボラ2次感染の米看護師が退院

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エボラ回復の看護師が会見

(CNN) 米国内でエボラ出血熱に2次感染した2人目の看護師が28日、アトランタの病院を退院した。これで米国内で入院中のエボラ感染者は1人だけになった。

退院したのは看護師のアンバー・ビンソンさん(29)。テキサス州ダラスの病院で死亡した男性患者を担当していてエボラウイルスに感染し、15日にエモリー大学病院に入院した。米国内での2次感染は同僚看護師のニナ・ファムさんに続き2例目だった。ファムさんは24日に退院している。

グレーのスーツ姿で記者会見したビンソンさんは、病院関係者などに謝意を表し、「西アフリカでこの病気と闘っている何千という家族たちのことを忘れてはならない」と訴えた。

ビンソンさんのケースでは、隔離される直前に米国内便の旅客機に搭乗していたことが分かり、各地で感染の不安が広がっていた。

エモリー大学病院は同日、ビンソンさんはエボラウイルス感染から回復したと宣言。他人にウイルスが感染することを心配せずに日常生活に戻れると請け合った。

これで米国内で治療を受けているエボラ感染者はニューヨーク市内の病院に入院中のクレイグ・スペンサー医師(33)のみとなった。スペンサー医師はギニアで国境なき医師団のメンバーとして患者の治療に当たり、米国に帰国後に発症した。

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