アシアナ機事故 操縦士のミスが原因と断定 米当局

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アシアナ機事故は「操縦士のミス」が原因

(CNN) 米サンフランシスコ国際空港で昨年7月に起きた韓国アシアナ航空ボーイング777型機の着陸失敗事故について調査していた米国家運輸安全委員会(NTSB)が24日、最終報告書を発表した。事故の主な原因は操縦士らのミスだったと断定している。

報告書によると、操縦士らは誘導装置のない状態で高度を下げる操作に失敗。1人が誤って速度制御システムを停止したことや、異常な減速を受けて着陸を中止する判断が遅れたことが事故につながったとみられる。

報告書はさらに、操縦士の訓練不足と操縦システムの複雑さ、操作マニュアルの不備といった問題も指摘した。

NTSBのハート委員長代行は声明で「操縦士らは自動システムを十分に理解していなかったにもかかわらず、システムに過度に依存していた。その結果、機体の高度と速度が下がり過ぎ、護岸壁に衝突する事態になった」との見解を示した。

事故では3人が死亡、180人以上が負傷した。

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