米加州銃乱射 犠牲者の父が銃規制を主張、容疑者の手記発見

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犠牲者の父親が銃規制を訴え

(CNN) 米カリフォルニア州南部アイラビスタでの銃乱射事件で死亡した男子学生の父親が24日午後、悲しみに声を詰まらせながら記者会見し、銃規制の必要性を訴えた。一方、CNN系列局が入手した容疑者の手記には、犯行に至るまでの経緯が詳細に記されていた。

警察の発表によると、エリオット・ロジャー容疑者(22)は23日夜、自宅アパートでルームメートの学生ら3人を刺殺した後、女子寮の前にいた22歳と19歳の女子学生、惣菜店にいた20歳の男子学生の計3人を銃で撃って殺害。黒いBMWに乗って市内の道路を走行しながら銃撃や衝突を繰り返し、駐車中の車に突っ込んで停止した後、銃で自殺したとみられる。

この間に撃たれたり車にひかれたりして13人が負傷した。24日夜の時点で5人が入院中、このうち2人は重篤な容体とされる。

惣菜店で射殺されたクリストファー・マーティネスさんの父、リチャードさんは記者会見で「子を持つすべての親に伝えたいことがある。わが子にこんなことが起きるとは、実際に起きるまで思わないものだ」と語った。

リチャードさんは「息子はなぜ死んだのか。意気地のない無責任な政治家と、全米ライフル協会(NRA)のせいだ」と主張。悲嘆と怒りをにじませ、「この狂気はいつになったら止まるのか」「もう1人たりとも死なせてはいけない」と訴え掛けた。

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