オバマ米大統領、4カ国歴訪 「アジア重視」強調へ

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23日から日本をはじめとするアジア4カ国を訪問するオバマ米大統領

23日から日本をはじめとするアジア4カ国を訪問するオバマ米大統領

(CNN) オバマ米大統領は23日から日本と韓国、マレーシア、フィリピンを歴訪する。昨年10月に米政府機関閉鎖問題でキャンセルした予定を埋め合わせ、アジア重視の姿勢を改めて強調する構えだ。

オバマ大統領は1期目の任期中、当時のクリントン国務長官とともに「アジアへの軸足移動」を打ち出したが、実際にはイランの核問題や最近のウクライナ情勢がはるかに大きな注目を集めてきた。

アジア太平洋地域で軍事的存在感を高めるという目標の前にも、国防予算の大幅削減という現実が立ちはだかった。

米戦略国際問題研究所(CSIS)の対アジア政策専門家、ビクター・チャ氏は先週の記者会見で、「アジアは米国の注意が多少それているように感じていると思う。公の場で言われなくても、非公開の会合では軸足がいったいどこにあるのかという疑問をぶつけられるだろう」と指摘。

「その溝を埋めるために、アジア関与の意思をはっきりと伝えることが重要だ」と述べた。

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