NY市民の64%、観光名物の馬車の廃止に反対 市長提案で

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市民の過半数が馬車の廃止に反対しているという

市民の過半数が馬車の廃止に反対しているという

(CNN) 米キニピアック大学は20日までに、ニューヨーク市民の64%が同市の名物である観光客用の馬車の廃止に反対しているとの最新世論調査結果を発表した。中止を求めたのは24%だった。

デブラシオ市長は昨年末の市長選での当選後、就任すれば非人間的な馬車の運行を即座に廃止するとの方針を表明。同時に、より思いやりに満ち、観光客に喜ばれそうなレトロ調のデザインの電気自動車を導入し、運転手に馬車の御者を採用するとの計画を発表していた。

ただ、この計画は市議会でまだ審議に入っていない。馬車廃止案については動物保護主義者が支持しているが、俳優ら著名人のなかで賛否が分かれ議論にもなっている。

世論調査結果によると、過去約20年で初の民主党の市長となった同氏の支持率は45%で、不支持は34%。今年1月中旬の同大の類似調査では支持が53%、不支持が13%だった。

今回の世論調査は3月12~17日、ニューヨーク市の有権者1234人を対象に電話で実施した。

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