米西部の中学校で銃撃、生徒2人負傷

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中学校で生徒が発砲 米ニューメキシコ州

(CNN) 米西部ニューメキシコ州ロズウェル市内の中学校で14日朝、この学校に通う男子生徒(12)が散弾銃を発砲し、生徒2人が負傷した。

マルティネス州知事によると、撃たれた男子生徒(11)は重体、女子生徒(13)も重傷を負い、ともにテキサス州の病院に収容された。1人は手術を受けているという。学校の職員1人も軽いけがをしたが、生徒たちの世話を続けたいとして校内にとどまった。

当局は発砲したとされる少年を拘束し、動機などを調べている。同日午後までに100人以上の生徒や職員から話を聴いたという。

警察に通報があったのは午前8時すぎ。この日は寒さが厳しく、生徒たちは始業前の時間を体育館で過ごしていた。少年は体育館に入ってバッグから散弾銃を取り出し、ほかの生徒たちに向けて発砲した。同校の職員が歩み寄って銃を取り上げた。

犯行直後に州警察の警官が1人、自分の娘を車で学校に送った。校長は警官を見かけて助けを求め、警官はこれに応じて現場の安全確保に協力したという。警察責任者は「校長以下、この学校の職員が多くの命を救ったことをたたえたい」と述べた。

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