アルカイダは米軍より正直者? 無人機攻撃続くイエメン

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アルカイダが異例の謝罪

(CNN) 戦争では「真実が最初の犠牲者になる」と昔から言われてきた。だが米国は、世界の民主主義を主導する立場から、戦争になっても真実を公にする必要がある。

米国がイエメン国内で戦い始めてから4年が経った。米国の敵である国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ」が、民間人の犠牲者が出た病院襲撃は自分たちの過ちだったとして謝罪。真実の告白という点で、アルカイダの方が米国よりも上であることを見せつけた。

同組織の指導者は22日に公開したビデオ声明で、イエメンの首都サヌアで5日に病院が襲撃された事件について、イエメン国防省を狙った戦闘員が誤って国防総省内にある病院を襲撃したと打ち明け、「我々はこの過ちを認める。犠牲者の遺族に謝罪し、哀悼の意を表する」と発表した。

一方の米国は、イエメン西部で12日に米軍の無人機が武装集団とみなした車列を攻撃したとされる問題について、沈黙を続けている。狙われたのは結婚式の車列だったことが分かり、少なくとも6人の民間人が死亡したと伝えられている。

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