米海軍が最新空母の命名式 先端技術満載で57年まで運用

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建造中の米海軍最新空母ジェラルド・フォード=米海軍提供

建造中の米海軍最新空母ジェラルド・フォード=米海軍提供

(CNN) 米海軍は9日、最新型の原子力空母の1番艦である「ジェラルド・フォード」の命名式を東部バージニア州ニューポート・ニューズの造船所で催した。同艦の就航時期は伝えられていない。

「ジェラルド・フォード」は新たに設計された原子炉2基を搭載。就役後、2057年までの運用を想定している。同艦には最新技術が採用され、艦載機の発艦には現行の加圧蒸気方式ではなく電磁気を使ったシステムを導入。着艦する航空機の停止装置は、機体の消耗度を減少させる最新のソフトウエア動作となる。

船体の形状は現在就役中のニミッツ級空母と大きな違いはない。全長、船幅や重量もほぼ同じ。ただ、甲板上の艦橋の位置はより船尾に近く、構造もより簡素化したが高さは増している。

それだけに発着艦や機体整備の処理の拡大が可能となった。現有の空母より多い艦載機を積め、1日当たりの発着艦の回数などが25%増やせる結果ともなった。

艦載機の種類は未定で、パイロットが操縦する機種もしくは遠隔操作式の無人機のいずれが主体になるのかも明らかでない。

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