幹線道路の橋の一部が突然沈下、長さ122メートル 米国

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幹線道路の橋の一部が突然沈下

(CNN) 米国中部のウィスコンシン州グリーンベイ市のフォックス川に架かる主要道路の橋で28日までに、一部区間が突然、沈下する事態が発生し、同州当局は無期限の閉鎖措置を取った。ただ、橋が崩壊する危険性はないとも指摘した。

沈下は今月25日、州間道43号線が通る「レオフリーゴ」橋の長さ約122メートルの区間で発生。地元のCNN系列局によると、通行車両からの通報で判明した。橋閉鎖で市内の道路で渋滞などが起きる可能性もある。

沈下した区間はフォックス川の水面から高さ約37メートルのところにある。橋を通行する車は1日当たり4万台。

ウィスコンシン州のウォーカー知事は橋を支える橋脚の1つが深さ約61センチ程度、地面に沈み込んでいるように見えると記者団に語った。

同州の運輸行政当局によると、レオフリーゴ橋は1980年に完成し、直近となる昨年8月の安全点検では問題が見つからず、改修工事も行われていた。

米西部ワシントン州のマウントバーノンでは今年の春、州間道5号線が走るスカジット川の橋の一部が崩落し、車両数台が川に転落する事故が起きていた。犠牲者はいなかったが、3人が負傷していた。大型トレーラーが橋を支える構造物に衝突し、崩落を招いていた。

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