被害者支援に寄付金60億円 米ボストン爆破事件

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爆発後、近くの広場に集まった参加者。被害者支援に60億円の寄付金が寄せられた

爆発後、近くの広場に集まった参加者。被害者支援に60億円の寄付金が寄せられた

(CNN) 米ボストン・マラソン爆破テロ事件の被害者救済のため創設された非営利団体(NPO)「ワン・ファンド・ボストン」は1日までに、6100万ドル(約60億円)の寄付金が寄せられ、申請のあった被害者232人を対象として給付を行うと発表した。給付の開始は6月30日から。

4月15日に起きた爆破テロ事件では、マラソンのゴール付近で2度の爆発が起き、3人が死亡、少なくとも264人が負傷した。

ワン・ファンドはこの事件の被害者や遺族の救済を目的として、ボストンのメニーノ市長とマサチューセッツ州のパトリック知事が設立。6月26日までに、米国内や世界各地から6100万ドルの寄付金が集まった。

給付を申請した232人は、傷害の程度に応じて4段階に分類され、それぞれ219万5000~8000ドルが支払われる。

同ファンドは6月26日以降も寄付金を募る活動を続けており、今後も被害者や遺族の支援を続ける方針だという。

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