夫の性器切断の被告に終身刑 米国

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夫の性器切断の被告に終身刑 米

ロサンゼルス(CNN) 米カリフォルニア州ガーデングローブで2011年7月に発生した、離婚協議中だった妻による夫の性器切り落とし事件で、同州オレンジ郡の裁判所は30日までに、元妻のキャサリン・キュー被告(50)に終身刑の判決を言い渡した。

保釈の是非は服役から7年後に検討される。2人は2009年12月に結婚したが、夫(60)は11年5月に離婚を申請し、同年8月に認められていた。

オレンジ郡検察当局の声明によると、被告は友人を巡る口論が夫との間に起きた後、睡眠薬を混入させた夕食を出し、眠らせていた。この後、ベッドの4カ所の隅を使って手足を縛り付け、夫が目覚めた後、下着を引き下ろし、刃物で局部を切断。生ゴミ処理機に捨て、スイッチを入れていた。

被告はその後、警察に通報し、夫が血まみれになっているなどと説明していた。夫は緊急手術のため病院に搬送されていた。

元夫の男性は28日の量刑判決公判で声明を発表し、「被告は悪意を持って私の人生とアイデンティティーの一部を奪い取った」と非難した。

2人の間に子どもはいなかった。

検察によると、被告は今年4月29日、重罪の拷問や身体傷害などの罪で有罪判決を受けていた。弁護士は公判で、被告はうつ症を含む精神的な問題を抱えていたとし、有罪に相当しないなどと主張していた。

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