傷ついた野生生物を自然へ 米オハイオ州

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傷ついた野生生物を自然に 米オハイオ州

米オハイオ州カスタリア(CNN) 米オハイオ州のモナ・ラトガーさんは、傷ついた野生生物を保護し、自然に帰す活動を行っている。1990年からこれまでに保護した生き物は4万2000頭を超えるという。

去年秋には、空港の滑走路でハクトウワシと小型ジェットの接触事故が起きたとの連絡を受けた。

ラトガーさんはすぐに救援隊を空港に向かわせ、自らが運営する非営利団体「バック・トゥー・ザ・ワイルド」の救護施設に収容した。

ハクトウワシは獣医の診察を受け、翼の3カ所をボルトで固定された。それでも年内には自然に戻せるという。

「『自然に任せればいい』と言われるけれど、こうしたけがの90%は人間が関係している。自然ではなく人間のせい」とラトガーさんは言う。

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