「首謀者は兄」 ボストン爆破テロ容疑者が供述

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ボストン爆破テロ容疑者の容体

(CNN) 米ボストン・マラソン爆破テロ事件に関与した疑いで起訴されたジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)は捜査当局の調べに対し、死亡した兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者が爆破を首謀したと供述していることが分かった。連邦当局の情報筋が22日、明らかにした。

ジョハル容疑者は逃走中に重傷を負い、病院に収容されている。同容疑者は病室内で行われた取り調べに対して、タメルラン容疑者に「イスラムを攻撃から守りたい」との意図があったと述べたという。国際テロ組織の関与は否定したとされる。

同情報筋は一方で、取り調べが予備段階にあることを強調し、ジョハル容疑者の発言には裏付け捜査が必要だと語った。

起訴にともなう法廷手続きで同日病室を訪れた判事によると、本人の意識ははっきりしている。鎮静剤を大量に投与され、人工呼吸器を装着した状態のまま、うなずくなどして質問に答えたという。

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