故ケネディ大統領の娘、駐日米大使に起用へ

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キャロライン・ケネディ氏

キャロライン・ケネディ氏

ワシントン(CNN) 故ケネディ米元大統領の娘のキャロライン・ケネディ氏(55)の次期駐日米大使への起用が有力視されている。米民主党の関係者は1日、ケネディ氏が大使就任を打診され、身辺調査などが進んでいることを明らかにした。

ケネディ氏はハーバード大とコロンビア大を卒業後、ジョン・F・ケネディ図書館やアメリカン・バレエ・シアターなど、ニューヨークを拠点とする各種の非営利組織に勤務してきた。2008年と12年の大統領選挙ではオバマ大統領を支持し、08年は副大統領候補を選ぶ選考委員会で共同議長を務めた。

これまで脚光を浴びることはあまりなく、09年にはニューヨーク州選出のヒラリー・クリントン氏が国務長官に就任したことを受けて上院選に出馬する意向をいったん表明したものの、その後「個人的な事情」から出馬を取りやめている。

大統領選では08年、12年とも民主党大会で演説に立った。12年の演説では「父が選出された1960年の選挙と同様、今回の選挙にはわが国の未来がかかっている」と訴えた。

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