CIA長官にブレナン氏を承認 米上院

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米上院、CIA長官にブレナン氏を承認 

ワシントン(CNN) 米上院は7日、ジョン・ブレナン大統領補佐官を中央情報局(CIA)長官に充てる人事案を63対34の賛成多数で可決した。

この人事案については一部議員から強い反対の声が上がった。中でもランド・ポール上院議員(共和党)は、採決を遅らせるとともに、米国人テロ容疑者に対する無人機攻撃の問題に関するオバマ政権のさらなる回答を求め、長時間にわたって演説を続けて議事を妨害する「フィリバスター」を行った。

ブレナン氏はオバマ政権による無人機を使ったテロ容疑者暗殺作戦で中心的な役割を果たした人物。だがこの作戦は、米国籍のイスラム教指導者アンワル・アウラキ師が11年に米無人機により暗殺されたことで議論を呼んでいた。

本会議の終了後、ポール議員は「米国内において、戦闘に関与していない米国人を殺害するために無人機を使用する権限は大統領にない」とするホルダー司法長官からの回答を得たとして満足の意を表した。

CIA長官のポストは、昨年11月に前任者のペトレイアス氏が不倫スキャンダルで辞任してからは、モレル副長官が長官代行を務めていた。

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