NY地下鉄転落死事件の写真掲載、カメラマンが救命と弁明

2012.12.06 Thu posted at 17:56 JST

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(CNN) 米ニューヨーク市の地下鉄線路に男性が転落し、列車にひかれる直前の写真を地元紙が掲載し物議を醸している問題で、写真を撮ったフリーランスのカメラマンは5日、カメラのフラッシュを激しく使い列車運転士に非常事態を告げるための救命行動だったと反論した。

写真を掲載したニューヨーク・ポストへの投稿で主張した。カメラマンのウマル・アッバシ氏は撮影を批判する人々は論点を理解していないと強調。「撮影は偶然だった」「対象は意識していなかった」「ただ入線する列車を見ていた」などと述べた。フラッシュを多数使い、列車の減速を運転士に求めたとも弁明した。

カメラの画像は事務所に戻る前には確認しなかったともし、メモリーカードはニューヨーク市警に捜査資料として提供したとも明かした。事件は3日に起きたが、ポスト紙は4日の紙面で「命運尽きる」「突き落とされて線路に転落、死亡寸前の男性」の衝撃的な見出しと共に掲載していた。

事件はマンハッタン中心部タイムズスクエア付近の駅で発生。線路から必死にはい上がろうとホームに手を伸ばした58歳の男性が列車にはねられ、運ばれた病院で死亡した。調べで、男性と口論していたホームレスの男(30)が突き落としたのがわかり、5日に訴追事実の認否の審理が開廷した。第2級殺人の罪に問われている。

ポスト紙の写真掲載は、短文投稿サイトのツイッターなどで無神経、不適切、病的な無関心などの批判を浴び、アッバシ氏はなぜ助けなかったのかなどとの意見もあった。ポスト紙の報道モラルを踏み越えた過去の記事なども取り上げられていた。


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