「福島の教訓」に学ぶ原発、天然ガス利用促す声も 米国

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サザン・カンパニーのボーグル原発

サザン・カンパニーのボーグル原発

ライマン氏は、ボーグル原発の原子炉2基の新設に140億ドルという膨大な費用がかかることを挙げ、「低コストの天然ガスに比べ、原発がコスト効率的とはいえないことを物語るものだ」と指摘する。

米エネルギー情報局によれば、低コストの掘削技術や生産の増大などにより、天然ガスは今年4月に初めて石炭を上回り、米国で筆頭のエネルギー源となっている。

一方、サザン社のコリンズ氏は、天然ガスによるエネルギー供給は不安定であり、長期的なエネルギー源としては原発の方が優れていると主張する。

欧州では、福島第1原発の事故を受けて原発依存を不安視する声が高まった。欧州委員会によると、これまでにベルギーとドイツが原発からの完全撤退を決め、イタリアは原発を導入する計画を撤回している。

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