2012.06.16 Sat posted at 09:00 JST
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アトランタ(CNN) 米ジョージア州でキリスト教系白人至上主義組織、クー・クラックス・クラン(KKK)系の地方組織が、道路清掃ボランティアのプログラム「アダプト・ア・ハイウェイ」への参加を申請した。KKK側は「道をきれいにしたいだけ」と善意を強調したが、州当局はこのほど「ノー」の回答を返した。
アダプト・ア・ハイウェイは、全米各地で広く導入されているボランティア活動だ。「アダプト」は「養子縁組をする」という意味。企業や市民団体が道路の一部区間の「里親」となり、定期的に清掃する。その見返りに区間の道路沿いには里親の団体名が表示される。
KKK系組織は5月、ジョージア州の山間部を走る州道の一部をアダプトしたいと申請を出した。これに対して州運輸省は12日、参加は認められないとの書簡を、責任者のエイプリル・チェンバーズ氏あてに送付した。
同省はその理由として、申請された区間はスピード制限が時速100キロを超える山道で、清掃活動には危険すぎると指摘。さらに、KKKの名前を表記した看板が立つことによる市民感情への影響が懸念されると説明した。
KKKはもともと、南北戦争後の1860年代に南部連合の退役軍人が中心となって設立した社交団体だ。
最盛期には政治家や実業家など有力者がメンバーに加わり、1920年代の会員数は400万~500万人に達した。その後、活動の過激化や指導者の犯罪によって勢いを失ったが、第2次世界大戦後、公民権運動への抵抗を原動力に復活。現在も全米の系列組織に計4000~5000人の会員がいる。
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