外国人の生活費ランキング、トップは今年も香港 東京は2位

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外国人が生活するのに割高な都市として、香港が2年連続の1位に/Anthony Wallace / AFP / Getty Images

外国人が生活するのに割高な都市として、香港が2年連続の1位に/Anthony Wallace / AFP / Getty Images

(CNN) 世界の各都市で外国人駐在員が生活するのに必要な費用を比べたランキングの2019年版が発表された。1位と2位は昨年と同じく香港と東京で、10位以内の8都市をアジアが占めている。

昨年3位だったスイスのチューリヒは5位に下がり、4位だったシンガポール、5位だったソウルがそれぞれ順位を1つ上げた。

アジア以外からもう1カ所、トップ10入りした都市はニューヨークで、昨年の13位から9位に浮上した。

中国の都市では上海が昨年の7位から6位、北京が9位から8位、さらに深センが12位から10位にそれぞれ上がった。

意外な顔触れとしては、トルクメニスタンの首都アシガバートが昨年の43位から7位に急上昇した。同国ではインフレが進み、国際通貨基金(IMF)によると今年の消費者物価上昇率が9%に達する見通しだ。

ランキングをまとめた米コンサルティング会社マーサーによると、駐在員の生活費には為替相場やインフレなど、さまざまな要因が影響を及ぼす。ランキングは世界209都市の家賃やコーヒー1杯の値段、映画のチケット代など200項目のデータに基づいてまとめられた。

生活費が最も安い209位はチュニジアの首都チュニス、208位はウズベキスタンの首都タシケント、207位はパキスタン南部のカラチだった。

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