中国・雲南省でおすすめ、観光スポットや料理9選

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雲南省に住む少数民族、ハニ族が作った広大な棚田

雲南省に住む少数民族、ハニ族が作った広大な棚田

中国・雲南省(CNN) 中国・雲南省の旅の欠点を強いて挙げるとすれば、1回の旅行では同省の魅力を満喫できないということだろう。

中国南西部に位置する雲南省は、中国で最も多くの民族が住む地域で、現在中国で確認されている56の民族のうちの25の民族が住んでいる。そして各民族がそれぞれ独自の文化や料理法を持っている。

また雲南省には印象的な景色や息をのむような絶景が数多くあり、英国の作家ジェームズ・ヒルトンの小説「失われた地平線」に登場する理想郷「シャングリラ」のモデルになったとのうわさもあるほどだ。

今回は、そんな雲南省の見所やおすすめ料理を9つ紹介する。

ハニ棚田

雲南省に住む少数民族、ハニ族は今から1300年以上前、同省南東部元陽県に広さ166平方キロの広大な棚田を作った。当時、ハニ族はこの棚田が後に観光スポットとしてこれほど人気が出るとは思ってもいなかっただろう。

日の出や日没時には、太陽の光が水田の水に反射する。太陽の動きとともにほぼ毎分、棚田の色が変化する様は壮観だ。

現地にある主だった3つの展望エリアはいずれも有料だが、地元の人に聞けば、同じような絶景が楽しめる無料の展望スポットを教えてくれる。

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