タワービルに8の字形の観覧車 マカオに新リゾート

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8の字形の観覧車が登場=スタジオシティ提供

8の字形の観覧車が登場=スタジオシティ提供

(CNN) 中国の特別行政区マカオで開業する複合リゾート施設「スタジオシティ」のタワービルに、「8」の字を描く高さ130メートルの観覧車が登場する。

金色の観覧車「ゴールデンリール」は、2つのタワービルの間に中国で幸運のシンボルとされる8の字をはめ込む形で建設された。このような形の観覧車は世界初。「燃え盛る2つの小惑星が縦に並んでビルに正面衝突」し、2つの黄金の輪が出来上がったという設定だ。

観覧車はそれぞれ10人乗りのゴンドラ17台で構成される。同リゾートではほかにも、バットマンの4Dコースターやマジックショー、ワーナー・ブラザーズのテーマパークや娯楽施設などを展開。ギャンブルの中心地というイメージを転換し、「アジアの娯楽中心地」として家族連れの観光客を呼び込む狙いがある。

宣伝のため同リゾートを舞台として制作された15分の短編映画「オーディション」にはブレット・ラトナー監督を起用。出演者にはレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ブラッド・ピットといったハリウッド映画スターをそろえた。

物語は、マーティン・スコセッシ監督の新作映画への出演を巡ってデ・ニーロとディカプリオが争うという展開。同リゾートはこの短編の制作に7000万ドル(約85億円)を費やし、広告史上でも有数の高額宣伝を展開している。

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