没収の小火器が過去最高に、毎日6丁の計算 米空港保安検査

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昨年、空港の保安検査で1日あたり6丁の小火器が没収されたという

昨年、空港の保安検査で1日あたり6丁の小火器が没収されたという

(CNN) 米国土安全保障省は25日までに、米空港で手荷物検査などに当たる運輸保安庁(TSA)が昨年、機内への持ち込み荷物から押収した小火器類は計2212丁と通年では過去最高の記録になったと報告した。

2013年の1813丁に比べ22%増。1日当たり平均6丁が取り上げられている計算で、総数のうちの83%では弾が装填(そうてん)されていた。

2012年は1556丁、11年1320丁、10年は1123丁、09年976丁、08年926丁などと増加基調が続いている。

没収数を空港別に見ると、首位はダラス・フォートワース国際空港の120丁。アトランタのハーツフィールド・ジャクソン国際空港の109丁、フェニックスのスカイ・ハーバー国際空港の78丁、ヒューストンのジョージ・ブッシュ国際空港の77丁などと続いた。

保安検査で銃所持が見付かった場合、空港や地元の警察に逮捕され、刑事罰に問われる。この他、TSAは民事上の罰則を科すことも可能。

小火器の模造品の持ち込みも禁止されている。TSAが昨年、持ち込み荷物内で摘発した模造銃、電気ショックを与えるスタンガンや他の危険な物品は1400点以上に達した。

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