機内のアームレストの奪い合い、解決策はコレ?

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これが「解決策」?=ペーパークリップ・デザインから

これが「解決策」?=ペーパークリップ・デザインから

(CNN) 航空機の機内で隣の座席の乗客とトラブルになりがちなのがアームレスト。特に中央の座席では、両隣との奪い合いを強いられて、つい攻撃的になることも。

米人気コメディー番組の「レジット」では、コメディアンのジム・ジェフリーズが、真ん中の座席に座った乗客の権利を主張してこう叫ぶ場面があった。

「機内エチケットを知らないのか。窓際の客はアームレスト1つと壁を確保する。真ん中の客は2つのアームレストを確保する。通路側の客はアームレスト1つと少し広い足のスペースを確保するんだ」

しかし誰もがこのルールに従ってくれるとは限らない。だが幸いにも、この問題を一挙に解決してくれそうなアームレストが登場した。

香港のペーパークリップ・デザイン社が開発した「ペーパークリップ・アームレスト」は、「密度が高い座席でのひじ置きスペースを巡る争いという絶え間ない問題」を解決してくれる革新的な製品だという。

このアームレストは、先端部分が釣り針のような形状をしていて上部に立体的に反り返っているのが特徴。1人は後方の下部に、もう1人は前方の上部に腕を置ける仕組みだ。

この製品はネットやソーシャルメディアでも話題になった。ただし欠点はある。上部を使う客は主に前腕部を、下部を使う客はひじを支えの上に置くことになる。大切なのは、快適さはひじから始まるという点だ。

「レジット」のエピソードでは、ジェフリーズと言い争った男性客が「私はアームレストの後ろの部分だけを使うから、あとは全部あんたが使ってもいい」と主張したのに対し、ジェフリーズは「後ろの方を取るってことは、全部を取ることになるんだよ」と言い返す。

というわけで、ペーパークリップ・アームレストは完璧とは言えそうにない。ただ、出発点にはなるかもしれない。

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