コスタリカ、保護政策で国立動物園を閉鎖へ

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同国の環境保護主義者は老朽化した檻や非衛生的な飼育条件などを理由に動物園に批判を加えてきた。動物園の動物を巡っては法廷論争にも発展している。

ただ、動物園関係者は環境保護主義者に反論し、動物を野生に戻したり、保護センターにあずけたりすることに反対ししている。ナシオン紙の取材に、負傷している動物もおり、治療しても飛べなかったり視力が弱っていたりする個体もいるとの獣医の言い分も紹介している。

この獣医は、自然の本能を既に喪失している動物もおり、飼育の中でこそ生き続けなければならない個体もいると主張している。

また、シモン・ボリバル動物園を閉鎖するには運営団体と交わした契約条件を変更する法律的な課題もある。契約では団体の運営は2024年まで認められている。契約延長の廃棄には特定の期間内での通知が必要だが、同国政府は昨年8月10日の期限日までにその意思を示していなかったという。

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