世界で最も危険な孤島? ひとりの時間を求めて

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セント・キルダ群島の1つ、ボーレー島 写真提供=WWW.RCAHMS GOV.UK

セント・キルダ群島の1つ、ボーレー島 写真提供=WWW.RCAHMS GOV.UK

訪問の許可さえ得れば、あとは調査船を見つけて、地質調査や海洋生物学などの技能を急いで習得し、誰かにヘリコプターで島へ連れて行ってもらうだけだ(島に港はない)。

ビショップ・ロック (イングランドから30マイル)

ビショップ・ロックは、イギリスのシリー諸島の端に位置し、建物が立っている世界最小の島としてギネスブックに認定されている。

1847年に技術者たちが鉄製の灯台の建設を開始したが、嵐で流されてしまった。1858年に後継の灯台に初めて光がともされた。この灯台は現在も島に存在する。

ビショップ・ロックへの行き方:イギリスの最南西に位置するこの島に行くのは驚くほど簡単だ。セント・メリーズ・ボートメンズ協会がビショップ・ロックへの日帰り旅行を提供している。

ボーレー島 (スコットランド本土から60マイル)

アウター・ヘブリディーズ諸島から大西洋を西に向かうと、40マイル(約64キロ)先にセント・キルダ群島が見える。

セント・キルダ群島はスコットランドにある5つの世界遺産の1つで、本島は不作だった1930年代に住民に放棄された。先史時代に、最も居住に適していない島の1つであるボーレー島に人が住んでいたことを発見した時の考古学者たちの驚きは想像に難くない。

ボーレー島への行き方:ボーレー島は、ボランティア団体、ナショナル・トラスト・フォー・スコットランド(NTS)の保護下に置かれているため、訪問するには同団体の許可を得る必要がある。

その後に必要なのは多くの時間と運だ。岩だらけの海岸線に荒れ狂う海。決して上陸に適した島ではない。

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