2022年、未来の交通手段はどう変わる?

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NYからロンドンまで1時間以内 米空軍がマッハ6の極超音速機の飛行試験

(CNN) 運転手のいない自走車が公道を走り、空の旅は格安化とサービスの有料化が進む一方でユニークなデザインの新型機が登場、鉄道は一層身近な存在になる――。米国の交通手段は2022年までの10年間で大きく様変わりする見通しだ。

空の旅

航空業界のトレンドは、格安化とアラカルト方式のサービスへと向かいつつある。あらゆるサービスが航空運賃に含まれていた時代は終わり、枕、軽食、窓側の座席など、あらゆるサービスが有料になるかもしれないと専門家は予想する。

航空消費者問題の専門家、ブレット・スナイダー氏は、格安航空の普及は長い目で見れば消費者にとってマイナスかもしれないとの見方だ。航空会社が大きな利益を上げる一方で、乗客は最も基本的と思えるサービスにまで別料金を取られるようになっている。

その極端な例として、欧州のライアンエアの経営者は、機内トイレ使用の有料化や、機内に立ち乗りコーナーを設けることに言及した。

こうした格安モデルが成功すれば、他社も追随して格安競争が激化し、航空各社はできる限りのものを切り詰めて利益を追求するだろうとスナイダー氏は危惧する。

いずれ何のサービスも受けられないエコノミークラスの乗客と、あらゆるサービスが提供される「スーパーエリート」乗客との二極分化が進むかもしれないと予想する専門家もいる。

機内無線LANや、娯楽設備のパーソナライズ化を求める乗客も増えそうだ。映画は機内のメディアサーバーに保存するか、専門業者のウェブサイト経由で見るようになるかもしれない。充電用の電源はファーストクラスだけでなく、全席で標準装備にすべきだと専門家はいう。

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