外国人ライターが見た東京の地下鉄の「珍風景」

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1967年当時の新宿駅の様子

1967年当時の新宿駅の様子

(CNN) 日本は世界最高水準の鉄道システムを有する国だ。首都東京では、通勤者の48%は鉄道を利用し、バスや自動車など他の交通機関の利用率をはるかにしのぐ。そして東京の地下を走る広大な地下鉄網の利用者は、通勤客の22%に達する。

米国人ライターのサンドラ・バロン氏は、10年間米ニューヨークで暮らした後、5年前に東京にやってきた。

今では一人前の地下鉄乗りだが、来日当初は東京の混雑した地下鉄に何の心構えもしないまま直面することになってしまい、驚くことばかりだった。

「押し屋」

日本の鉄道業界には、乗客を列車内に押し込む作業を行う「押し屋」と呼ばれる従業員がいる。

バロン氏は「『押し屋』と言うととても攻撃的に聞こえるが、実際には制服を着て、白い手袋をはめ、帽子までかぶった人々が作業に当たる。彼らがやっていることは、洗濯カゴからあふれている洗濯物を、ふたが閉まるように押し込む作業と一緒だ。全ての人が乗車でき、ドアに人やモノが挟まらないようにしている」と説明する。

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