007シリーズ名シーンを生んだ世界のロケ地7選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「慰めの報酬」(2008年)で使用されたヨハネス・ライアッカーが設計した見開いた目のような「トスカ」のセット (C)Benno Hagleitner

「慰めの報酬」(2008年)で使用されたヨハネス・ライアッカーが設計した見開いた目のような「トスカ」のセット (C)Benno Hagleitner

(CNN) 我々が映画「007」シリーズを愛する理由には事欠かない。ハンサムな俳優に美しい女優、いかしたハイテク機器に非道な悪役、興奮する追跡シーンに命懸けのスタント。そして何より、主役のジェームズ・ボンドが訪れる世界各地の見事な景色だ。「007」シリーズほど、見終わった後に世界を旅したくなる映画は他にない。

今から50年前の1962年10月5日にシリーズ第1弾「007 ドクター・ノオ」がロンドンで上映されたことにちなみ、今年の10月5日は国際ジェームズ・ボンド・デーと定められた。また11月9日にはシリーズ最新作「スカイフォール」が全米公開される。そこで今回は、シリーズの印象的なシーンが撮影された世界のロケ地を007にちなんで7カ所紹介する。

トルコ

トルコでは、いくつかの場所で最新作「スカイフォール」の撮影が行われた。同映画の製作総指揮を務めるカラム・マクドゥガル氏は「トルコは東洋と西洋が交差する場所。イスタンブールの持つさまざまな色彩や活力は映画の背景として最適だ。またグランドバザールのような素晴らしいロケ地も沢山ある」と語る。

グランドバザールは1461年から旅行者必見の観光名所であり、550年以上たった今も毎日およそ50万人が訪れる。また、トルコ南部の都市アダナにあるヴァルダ鉄道橋や、地中海沿岸の都市フェトヒエ近くでも撮影が行われた。

ブレゲンツ(オーストリア)

ジェームズ・ボンドシリーズのプロデューサーたちは、2007年に コンスタンス湖(ボーデン湖)の湖上舞台で上演されたプッチーニ作曲のオペラ「トスカ」に感動し、ぜひ映画の1シーンに使いたいと考えた。その結果、「慰めの報酬」(2008年)には、ヨハネス・ライアッカーが設計した見開いた目のような「トスカ」のセットの下で、主演のダニエル・クレイグが悪人らを追跡するシーンが盛り込まれた。

オーストリア西部の都市ブレゲンツは、湖上舞台に隣接するフェスティバル・ハウスなどの現代建築で知られる。湖上舞台とフェスティバル・ハウスを訪れるガイド付きツアーは1年中行われている。

「Travel」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]