ギャラクシーノート7の機内持ち込み禁止、米政府が緊急通達

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サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」=同社提供

サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」=同社提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米運輸省と米連邦航空局(FAA)は14日、相次ぐ発火事故で販売と製造が打ち切られた韓国サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」について米国内の全ての航空便への持ち込みを禁ずる緊急通達を出した。

禁止は米東部時間の15日午後0時から発効する。旅客便への携行が判明した場合、没収すると共に罰金が科される可能性がある。さらに没収などを回避するため預託荷物に潜ませた場合、刑事責任が追及されるとしている。

フォックス運輸長官は声明で、搭乗している全乗客の安全確保を優先しなければならないとし、フライト中に火災が1回でも発生した場合、多くの生命が危険にさらされると強調した。

FAAは先に、航空機に搭乗する場合、同スマートフォンの電源を切断するよう促していた。今回の緊急指示により、ギャラクシーノート7はライター用液体燃料、電子たばこや手りゅう弾などと同様の持ち込み禁止品目に含まれた。

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