米国家気象局サイトに誤送信の「津波警報」、住民に一部混乱

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(CNN) 米国家気象局がテスト送信した津波警報が誤って同局の公式サイトや携帯機器に流れ、津波が押し寄せるとした同国西海岸のカリフォルニア、ワシントン両州の住民が不安を抱き、地元テレビ局に問い合わせるなどの混乱が4日までに起きた。

シアトルにある気象局の支部はツイッターなどで、テスト送信がサイトに流出したことを即座に広報。津波襲来の脅威はないと打ち消した。

この津波情報は米国の太平洋時間1日午前9時半ごろ掲載された。

携帯機器には米天気情報サービス大手「AccuWeather」のアプリを通じて流れた。同社の幹部は、情報は事前設定の伝達システムに従い送信されたが、テスト送信との間違いが判明後、ソーシャルメディアを通じて気象局の見解を周知したと説明。混乱を生じさせたことで謝罪も表明した。

ただ、津波情報はソーシャルメディアなどで波紋を呼び、不安を漏らす書き込みもあった。シアトルの地元テレビ局の天気予報担当者は、一部の視聴者が問い合わせの電話をかけてきたとも明かした。

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