米グーグル、ネスト・ラボを32億ドルで買収

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ネスト・ラボはスマートフォンと接続した温度調節装置などを開発=同社提供

ネスト・ラボはスマートフォンと接続した温度調節装置などを開発=同社提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米インターネット検索大手グーグルは13日、最新式の温度調節装置や煙探知機を開発する米ネスト・ラボを32億ドル(約3300億円)の現金で買収すると発表した。

ネスト・ラボは米アップル出身のトニー・ファデル氏が率いる新興企業。スマートフォン(多機能携帯電話)と接続して「スマートホーム」を実現する機器などの開発を手掛けてきた。グーグルによると、買収は数カ月以内に成立するが、ネストのブランド名は変わらず、ファデル氏が引き続き指揮を執る見通しだ。

グーグルは昨年、通信機器大手モトローラ・モビリティーを125億ドルで買収し、ハードウエア事業への大きな一歩を踏み出した。スマートホーム関連の製品もこれまでにいくつか開発したが、大きなヒットには結びついていない。

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