CIA元職員は「数日中に空港出る」、弁護士明かす

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CIA元職員がロシアに一時的亡命を申請

モスクワ(CNN) 米国家安全保障局(NSA)の監視活動を暴露した米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者について、亡命手続きを支援したロシア人弁護士は17日、滞在中のモスクワの空港から「数日中に」外に出られると述べた。

スノーデン容疑者は6月23日に香港から到着して以降、モスクワのシェレメチェボ空港の乗り継ぎエリア内に滞在している。

容疑者は16日にロシアに一時的な亡命申請を行った。弁護士は「数日中に(空港を)出られるだろう」と語った。弁護士によれば、亡命申請の審査中であることを示す証明書が数日中に交付されるはずで、その証明書があれば乗り換えエリアを出ることが法的に認められるという。

弁護士は「残る問題は一時的亡命を認める決定が出るかどうかだ」と語った。

ロシアがスノーデン容疑者の一時的亡命を認めるかどうかははっきりしていない。同容疑者は、ロシアに滞在しながら中南米に向かう方策を探る意向だ。

ロシアのプーチン大統領は17日、記者団に対し、米露関係はどんなスパイ事件よりも「はるかに重要だ」と述べた。また「(スノーデン容疑者は)ロシアに永遠に滞在するつもりはない」との見方を示した。

ベネズエラやボリビアの大統領は同容疑者の亡命を認めると述べているほか、ニカラグアの大統領も「状況が許せば」亡命を認めると語っている。

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