「ぜひ南米に」 ウィキリークス創設者がスノーデン氏に助言

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「ぜひ南米に」 ウィキリークス創設者がアドバイス

(CNN) 内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者で、南米エクアドルへの政治亡命を求めているジュリアン・アサンジュ容疑者はこのほど、CNNの番組に出演し、米国の電子監視プログラムの秘密を暴露したエドワード・スノーデン氏(29)を「英雄」とたたえたほか、同じく国家機密を暴露して追われる身である「先輩」として、南米に行くようアドバイスを送った。

アサンジュ容疑者は10日夜、CNNの番組で、「(スノーデン氏に)南米に来るよう強く勧める」とし、「南米ではここ10年、人権が強く推進されており、昔から亡命を認める伝統がある」と語った。

英紙ガーディアンによると、スノーデン氏は、暴露した情報が公になる前に香港に渡り、現地のホテルに滞在していたが、10日にそのホテルをチェックアウトしたという。ただ、ホテルを出た後も香港に潜伏しているとしている。

アサンジュ容疑者は1年ほど前からロンドンのエクアドル大使館に身を寄せている。アサンジュ容疑者にはスウェーデンで起きた性的暴行事件の容疑がかけられており、英国は同国への移送を目指す構えを崩していない。エクアドル政府は昨年8月にアサンジュ容疑者の亡命を認めたが、英当局はアサンジュ容疑者が大使館を出次第、逮捕するとしている。

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