米航空乗客の3分の1が機中でスマホなど利用、電源切断忘れ

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(CNN) 米家電協会(CEA)などは12日までに、米国人の航空乗客の約3分の1が飛行中にスマートフォン(スマホ)やタブレット端末、コンピューターの電源切断をうっかり忘れ、使い続けた経験があるとの調査結果を発表した。

調査によると、90%以上が電源切断を促す客室乗務員の指示は知っていたと回答。電源切断を常に完全に実行するのは59%で、時々としたのは約5%。21%はスマホなどを航空機搭乗の操作モードに変えるとしていた。

今回調査はCEAと航空機の機内サービス改善などを目指す航空会社ら加盟の団体APEXが共同で実施した。航空機に昨年搭乗した米国人を対象に12月に行った。

調査によると、回答者の間では航空機搭乗に伴ってスマホなどが使用出来る時間帯などで誤解が目立ち、40%以上は滑走路へ走行中に使用可能と判断していた。30%以上は高度1万フィート(約3048メートル)に達する前なら使用可能とし、26%は着陸へ向けた最終降下の局面では電源を入れることが出来ると思い込んでいた。

また、成人の乗客のほとんど全員が少なくとも1台の携帯用電子機器を機内に持ち込んでいることが判明。成人の約3分の2が飛行中に使用していたこともわかった。

APEXのサイトによると、機内で使った電子機器の種別ではスマホが28%、ラップトップコンピューター25%、タブレット端末23%、音楽のデジタル端末などが23%、電子書籍リーダー13%だった。

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