コロンビアの正しいつづりは? ネットで周知キャンペーン

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画像:FACEBOOK

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(CNN) 南米の国コロンビアが、国名を間違ってつづられることの多い現状を正そうと、ソーシャルメディアを使ったキャンペーンを展開する。同国のイメージアップを図る狙いもあり、20日の正式発表を前に、米ニューヨークのイベントに参加してコロンビアの魅力をアピールした。

コロンビアの国名の正しいつづりは「Colombia」。ところが米ニューヨークにある大学などの名と混同して、「Columbia」と間違えられてしまうことが多い。

そこで民間と政府が手を組んで、正しいつづりを周知させるためのソーシャルメディアキャンペーンを展開。「今朝飲んだコーヒーはColombia産」「今着ているスポーツウェアはColumbia製」などと訴える。

米交流サイトのフェイスブックに設けられた専用ページには、1日1000人以上がファン登録し、ユーモアいっぱいにColombiaとColumbiaの違いを正す写真が投稿されている。

このキャンペーンには、つづり間違いを切り口として外国人を楽しませ、現代のコロンビアに親しんでもらおうという狙いもある。いずれは観光客や外国からの投資を呼び込んで、経済発展につなげたい考えだ。

外国人は、コロンビアといえば麻薬犯罪やゲリラ組織などを思い浮かべがち。キャンペーンを計画した企業の幹部は、コロンビアがどれだけ変化したかを知らない外国人が多いと嘆く。「コロンビアはいまやコーヒーやパブロ・エスコバル、シャキーラだけではない」と話す。

同国はここ数年、麻薬組織対策で成果を上げ、長年反政府闘争を行ってきた左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」と政府の間では、数十年ぶりの和平交渉が進んでいる。

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