「サンディ」接近、停電中の災害情報はツイッターが頼り 米政府など活用

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ハリケーン「サンディ」、マンハッタンで建物が崩れる被害も

(CNN) 米東部に上陸した温帯低気圧「サンディ」の影響で停電などの被害が広がる中、米政府や自治体などは短文投稿サイトの「ツイッター」を利用して、気象情報や避難情報などの提供を続けている。

たとえ停電に見舞われたとしても、携帯電話でツイッターを見れば、バッテリーが続く限りは情報を入手できる。

米国立測候所のハリケーンセンターは、1時間ごとの予報をツイッターを通じて配信。天気予報専門テレビ局のウェザーチャンネルは、風速などの情報を数分ごとに更新し、沿岸に打ち寄せる高波の写真も掲載した。

海洋大気局(NOAA)と航空宇宙局(NASA)は、サンディの巨大な渦をとらえた衛星写真や洪水予報などの情報を投稿している。

連邦緊急事態管理局(FEMA)は避難所などの情報や身を守るための安全対策についての助言を、米赤十字は避難所の一覧や輸血に関する情報をツイート。自治体ではサンディの影響を受ける州の知事が、避難計画、道路の封鎖状況、非常用ホットラインなどの情報を提供している。

公共交通機関については、長距離列車のアムトラックやニュージャージー州の交通局、長距離バス会社グレイハウンドなどが運行情報を配信しているほか、ニューヨーク市周辺の主要3空港を運営するニューヨーク・ニュージャージー港湾公社のツイッターも役に立つ。空の便の運行状況については、主要航空会社がそれぞれ遅れや欠航などの情報を伝えている。

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