フェイスブックの「いいね」が減少? 不正撲滅対策で

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(CNN) 米交流サイトのフェイスブックが不正対策の一環として、虚偽アカウントと偽の「いいね」の撲滅に乗り出し、一部のページで「いいね」が減少している。

同社は8月31日に、不正な手段で水増しされたり売買されたりしている「いいね」を自動的に検出し、削除する取り組みを強化すると表明。「真の関心を持たない相手が付けた『いいね』は誰の利益にもならない」「フェイスブックのページとファンとの交流では、実在の人物が特定のページに関心を持ち、そのブランドのコンテンツとかかわる関係を促したい」と述べていた。

人気ポーカーゲーム「ジンガ・テキサス・ホールデム」のページは、25日からの2日間で「いいね」の数が約20万減った。ポップスター、レディ・ガガーさんの「いいね」はこの2日間で約6万6000減り、人気アニメ「ザ・シンプソンズ」は2万1000の減少だった。

フェイスブックは、一連の減少が撲滅対策に起因することを確認したうえで、利用規約を守っているページであれば、「いいね」の減少率は1%程度にとどまると説明した。ジンガのページの「いいね」は6500万を超えており、減少したのは0.3%程度にすぎないという。

偽の「いいね」は、マルウエア(悪意のあるソフト)が原因となったり、ユーザーがだまされて意図せずクリックさせられたりして発生する。不正な手段を使って「いいね」を売りつけようとする業者も見つかっているという。同じような手口は、短文投稿サイト「ツイッター」のフォロワーの水増しにも使われている。

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