世界初、燃料電池で走る列車 ドイツで運行へ

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来年の運転開始が予定されているドイツの燃料電池列車

来年の運転開始が予定されているドイツの燃料電池列車

(CNN) 水素をエネルギー源とする世界初の燃料電池列車が来年、ドイツで商用運転を始めることが明らかになった。大気汚染物質を排出するディーゼル機関車のクリーンな代替として期待されている。

独紙ヴェルトによれば、来年12月に北部ニーダーザクセン州ブクステヒューデからクックスハーフェンに至る路線(96キロ)で商用運転を開始するという。

これがうまく行けば、ドイツの4つの州はさらに60両の燃料電池機関車を調達する契約を製造元の仏アルストム社と結んでいる。

燃料電池列車が排出するのは蒸気と水だけで、二酸化炭素(CO2)も排ガスも出さない。電化路線には向かないが、欧州各地の非電化区間で走っている数多くのディーゼル車の代替として設計された。

アルストムによれば、ドイツだけでディーゼル機関車は4000台を超える。また欧州連合(EU)によれば、ディーゼル機関車は欧州全域の鉄道運輸の20%を担っている。

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