ロンドン五輪記念グッズ競売、決勝ボールやマスコットに高値

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マスコットも人気

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ロンドン(CNN) 選手が使ったボールなどの用具から開会式に登場したメアリーポピンズの衣装まで、ロンドン五輪の公式記念グッズが専用オークションサイトで売りに出され、12日の閉幕後も高い関心を集めている。

公式記念グッズはロンドン五輪組織委員会(LOCOG)が1735品目を売りに出した。旗をはじめ、ボールやボクシングのヘッドギア、選手のサイン入り写真、開会式で使われた小道具やコスチュームなどが出品され、中でも聖火リレーのトーチはよく売れているという。

13日現在の最高入札額は、男子バスケットボールの決勝戦で使われたボールが締め切りを数時間後に控えて3000ポンド(約37万円)を突破。今年のツール・ド・フランス王者で、五輪の自転車ロードタイムトライアルで金メダルを獲得した英国のブラッドリー・ウィギンスのサイン入りトーチはその倍に競り上がっている。

高さ2メートルの五輪マスコット「ウェンロック」像は3000ポンド、ハンドボール決勝で使われたゴールポストは456ポンド(約5万6000円)の入札があった。1904年セントルイス大会の銅メダルは2万ポンド(246万円)の値が付いている。

LOCOGによると、記念グッズ販売によるこれまでの収益は、聖火リレーの運営や大型スポーツイベント開催の経費に充てられてきた。広報は「五輪の歴史の一部を所有したいという人たちから多大な関心が寄せられている」と話している。

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