福島沖の魚から基準の258倍のセシウム検出 東京電力

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(提供:東京電力)

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(CNN) 東京電力福島第一原子力発電所から20キロ圏内の海でとれたアイナメから、1キログラムあたり2万5800ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが明らかになった。国の食品基準の258倍となり、これまでの調査で最も高い数値を記録した。

東京電力による調査は7月中旬から8月初めにかけて実施され、問題のアイナメ2匹は1日に見つかったという。東京電力によれば、このほかにも数種類の魚介類から基準を超える放射性セシウムを検出した。

これまで魚から検出された放射性セシウムの最大値は、今年3月、飯舘村の川で捕れたヤマメの1万8700ベクレルだった。

福島県沖での漁は原発事故以来中止されていたが、今年6月から、50キロ圏外で試験的にタコ2種類、貝1種類の漁が再開している。

東京電力は今後9月にかけ、アイナメやそのえさ、海底の泥についての調査を続ける構えだ。

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