ハクトウワシの赤ちゃん2羽生まれる 米首都の樹木園

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小さくても食欲旺盛

ワシントン(CNN) 米国の首都ワシントンにある国立樹木園でこのほど、ハクトウワシのつがいが巣の中で育てていた2つの卵が相次いでかえる出来事があった。ひなが生まれる様子は2015年から設置されたカメラに収められた。

1羽目のひなは18日の午前8時半ごろ、2羽目は20日の朝早くに卵からかえった。それぞれ国立樹木園で育つ2羽目と3羽目の子ワシになるため、ひとまずは「DC2」「DC3」の名で呼ばれることになる。

親鳥のつがいにはそれぞれ「ミスタープレジデント」「ファーストレディー」という呼び名がある。

ハクトウワシの生息環境改善に取り組む非営利組織(NPO)「アメリカン・イーグル・ファウンデーション(AEF)」によれば、国立樹木園にハクトウワシのつがいが巣を作ったのは1947年以来。専門家は2014年に作られた現在の巣の大きさについて、横が約152センチ、深さが約91センチと見積もっている。

ファーストレディーは2月の10日に1つ目の卵を、14日に2つ目の卵を生んでいた。

米魚類野生生物局によるとハクトウワシは一時絶滅の危機に瀕していたが、保護に向けた取り組みの結果、2007年に絶滅危惧種のリストから除外された。

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