トランプ氏、インタビューを突然打ち切り 司会者のマスク非着用を非難

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トランプ氏がインタビュー打ち切り、司会者のマスク非着用非難も

(CNN) 11月3日の大統領選で再選を目指すトランプ大統領が20日、CBSニュースの番組「60ミニッツ」とのインタビューを突然打ち切っていたことが分かった。事態を把握している複数の情報筋が明らかにした。

トランプ氏は同日、ホワイトハウスで番組司会者のレスリー・スタール氏からの取材におよそ45分間答えた。情報筋によると、その後ペンス副大統領を交えての収録が残っていたにもかかわらず、放送用の素材は十分手に入っただろうと告げて立ち去ったという。

トランプ氏はこの後、スタール氏がマスクをしていなかったと非難。ツイッターに、同氏がマスクを着けずホワイトハウスにいる短い動画を投稿した。

事情に詳しい関係者がCNNに明らかにしたところによると、動画はトランプ氏がインタビューを終えた直後のもので、スタール氏のほか番組のプロデューサーも映っている。動画中のスタール氏はマスク姿ではないが、ホワイトハウスに入ってからとインタビューを始める直前にはマスクを着けていたという。

大統領選が約2週間後に迫る中、トランプ氏は自身の陣営が不利だと印象付けられることに対して一段と神経をとがらせている。インタビューを打ち切る今回の行動は、選挙戦終盤を迎える同氏のいら立ちが目に見える形で現れたものといえそうだ。

民主党の正副大統領候補であるジョー・バイデン氏とカマラ・ハリス氏も「60ミニッツ」のインタビューに臨んだ。トランプ、ペンス両氏を合わせた4人のインタビューは25日に放送される予定。

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