「感染でも検査は陰性」 米女優アリッサ・ミラノが体験談

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米女優で活動家のアリッサ・ミラノさんが新型コロナに感染したことを報告した/Alyssa Milano from Instagram

米女優で活動家のアリッサ・ミラノさんが新型コロナに感染したことを報告した/Alyssa Milano from Instagram

(CNN) 米女優で活動家のアリッサ・ミラノさんが5日、新型コロナウイルス感染の体験談をインスタグラムに投稿した。発症後まもなく受けた検査では陰性の判定だったが典型的な症状があり、最近の抗体検査で陽性反応が出たという。

ミラノさんは呼吸補助用のマスクを着けた自身の写真を投稿し、発症から2週間後の4月2日に撮影した姿だと説明。

「こんなに具合が悪いことは過去になかった。体中が痛み、嗅覚(きゅうかく)がなくなった」「胸の上にゾウが乗っているようだった。息ができず、食べ物ももどしてしまう。2週間で体重が4キロ減った」と書き込んだ。頭が混乱し、微熱とひどい頭痛もあった。

新型コロナウイルス感染の「あらゆる症状」が出ていたが、3月末に受けた2回の検査はいずれも陰性。症状が少し改善したところで、指先から採血する抗体検査も受けたが、やはり陰性だった。

だがその後も4カ月間、後遺症に悩まされた。めまいや動悸(どうき)、息苦しさ、記憶障害などが続いた。

そこで再び抗体検査を受けたところ、陽性判定が出たという。ミラノさんは検査結果の写真も公開し、「私は感染していた。今の検査体制には不備があること、実態を把握できていないことを皆さんに知ってほしい」と訴える。

さらに「この病気が作り話ではないことも知ってもらいたい。私はこのまま死ぬのかと思った」とコメント。自身の血しょうを寄付するつもりだと述べ、「どうか手を洗ってマスクを着け、お互いに距離を取って」「私のような思いをだれにもしてほしくない」と呼び掛けている。

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