俳優ハリソン・フォードさん、誤着陸問題の処分免れる

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H・フォードさん搭乗機が誤着陸

(CNN) 米俳優ハリソン・フォードさん(74)の操縦する小型機がカリフォルニア州の空港で誤って誘導路に着陸した問題で、米連邦航空局(FAA)はフォードさんを処分しない方針を決めた。フォードさんの弁護士が明らかにした。

この問題では今年2月13日、フォードさんの操縦する小型機が、同州内の空港でアメリカン航空の旅客機の真上を飛行して誘導路に着陸。FAAが公開した管制塔との通信の中でフォードさんは、2機のジェット機に気を取られたと説明していた。

フォードさんの弁護士によると、FAAはこの問題について徹底調査を行い、フォードさんからも事情を聴いた。その結果、パイロット免許停止や制限などの処分は行わない方針を決めたという。

弁護士はフォードさんについて、「20年以上前からパイロット免許を保持していて、飛行時間は5000時間を超えているが、FAAの行政処分や強制処分を受けたことは1度もない」と強調している。

FAAの広報も、この問題に関する調査を終えたことを確認した。ただし詳しい内容についてはコメントを避け、「手順の不備や単純ミスといった要因に起因する逸脱については、一般的に、カウンセリングや講習を通じて今後の順守を促す」と説明している。

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