往年のアイドル、デビッド・キャシディが認知症を告白

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デビッド・キャシディ、認知症を告白

(CNN) 1970年代にアイドルとして人気を博した米歌手・俳優のデビッド・キャシディさん(66)が、20日発売の米誌上で自身の認知症を告白した。

キャシディさんは芸能誌ピープルとのインタビューで、祖父や母も認知症だったと話した。そういう家系だという現実から目をそらしてきたが、「常に覚悟していた部分もあった」という。

これまで続けてきたコンサートツアーのステージから引退する意向を示し、「私がどんな人間なのか、これまでどうだったかということに気持ちを集中したい。愛情を注いで人生を楽しみたい」と語った。

キャシディさんの母で元女優のイブリン・ウォードさんは2012年、89歳で亡くなった。キャシディさんは当時、CNNとのインタビューで「自分を育ててくれた人、あんなに元気いっぱいだった人が正気を失い、消えていくのを見るのは、今までで一番つらい経験だったかもしれない」と話していた。

キャシディさんは70年代の米ホームドラマ「パートリッジ・ファミリー」で長男を演じて一躍有名になり、アイドル歌手として活躍した。当時のファンクラブはエルビス・プレスリーやビートルズを超える会員数を誇った。

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