豪水泳選手、胸の不審なほくろ除去 ファンに検査促され

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リオ五輪競泳の金メダリスト、マック・ホートン選手がファンの指摘でほくろを除去

リオ五輪競泳の金メダリスト、マック・ホートン選手がファンの指摘でほくろを除去

(CNN) 今年のリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したオーストラリアの水泳選手が、胸のほくろについて検査を受けた方がいいと1人のファンから指摘され、ほくろを除去する処置を受けたことを明らかにした。

マック・ホートン選手(20)は胸のほくろを除去した部分にばんそうこうを張った写真を21日、インスタグラムとフェイスブック、ツイッターに投稿し、「水泳チームの医師にメールして、私にほくろを検査するよう促してくれた人に大声で感謝したい。お見事。実に素晴らしい判断だ」と書き添えた。

ほくろの検査を受けたのかどうか、悪性黒色腫(メラノーマ)と診断されたのかどうかは明らかにしなかった。

オーストラリア・メラノーマ研究所はホートン選手のフェイスブックに、「ほくろの検査を受けて良かった。皮膚の検査の大切さについて周知を助けてくれてありがとう」と書き込んだ。

ファンの1人も投稿で、「共有してくれたことに感謝する。多くの人にとっては些細なことかもしれないけれど、検査で命が救われる。私も救われた」と打ち明けている。

ホートン選手はリオデジャネイロ五輪の400メートル自由形で金メダルを獲得。中国の選手が薬物を不正使用したと発言して物議をかもしたこともあった。

オーストラリアのがん対策協議会によれば、同国では人口の約3分の2が、70歳になるまでに皮膚がんと診断される。がんの診断のうち約80%を皮膚がんが占め、原因は太陽光への露出がほぼすべてを占める。皮膚がんの発症率は世界で最も高く、カナダや米国の2~3倍に達するという。

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