FIFA新会長に欧州連盟のインファンティノ氏 45歳弁護士

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FIFAの新会長にジャンニ・インファンティノ氏が選出された

FIFAの新会長にジャンニ・インファンティノ氏が選出された

(CNN) 汚職問題に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は26日、スイスのチューリヒで開いた臨時総会で、欧州サッカー連盟(UEFA)の事務総長のジャンニ・インファンティノ氏(45)を新会長に選出した。

インファンティノ氏はスイス出身の弁護士。FIFAの一連の汚職疑惑を受け昨年、辞職したゼップ・ブラッター前会長の後任となる。

インファンティノ氏は1回目の投票で最多の88票を得たものの、バーレーンのシェイク・サルマン氏が85票、ヨルダンのアリ王子が27票を獲得するなどしたため、この段階での勝利に必要な3分の2の票は確保できなかった。2回目の投票でサルマン氏を27票上回る115票を獲得し当選した。

インファンティノ氏は「今の気持ちを表現することはできない」「皆さん全員と協力し、サッカーが舞台の中心となる新しい時代を築いていきたい」と述べた。

インファンティノ氏は112年に及ぶFIFAの歴史の中で、最も難しい時期に会長に就任する。

FIFAの汚職問題をめぐっては、スイス当局が2018年と22年のW杯開催国決定の過程について捜査を進めているほか、資金洗浄などの疑いで職員の多くが米国で起訴された。

ブラッター前会長は昨年5月に行われた会長選挙で5選を勝ち取ったものの、6月2日、辞意を表明。サッカーに関わるすべての活動を禁止されている状態だった。

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