元オアシスのギャラガー兄弟、ドキュメンタリー映画で共演へ

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仲の悪さで長年ファンをやきもきさせてきたノエル(左)とリアムのギャラガー兄弟

仲の悪さで長年ファンをやきもきさせてきたノエル(左)とリアムのギャラガー兄弟

(CNN) 90年代の英国を代表する人気バンドとして多くのヒット曲を生み出した「オアシス」。その中心メンバーだったノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの兄弟が、オアシスの軌跡をたどるドキュメンタリー映画に出演することで合意した。英紙ガーディアンが5日に報じた。

オアシスではギタリストのノエルがほとんどの楽曲を作詞・作曲。5歳下のリアムがボーカルを務めていた。ロック界で最もエキサイティングなバンドの一つとも評されたが兄弟の仲の悪さは有名で、公の場での口論などがしばしばタブロイド紙に取りざたされてきた。

2009年にノエルがオアシスを脱退すると、続いてリアムが新たなバンド名での活動を宣言。オアシスは事実上解散した。その後も、お互いの率いるバンドをけなし合うなど、兄弟の関係は険悪なままだった。

リアムとの確執について、過去のインタビューでは「言い争いや殴り合いもするが、陰口をたたくことはない。互いに面と向かって主張できる仲なんだ」と、兄弟の絆のようなものに言及したこともあるノエル。だが、今年1月の英音楽雑誌Qの取材でオアシスの再結成に関して質問されると「実現するとしたら、金のため以外の何物でもない」と答えている。

オアシスのドキュメンタリー映画を手掛けるのは、英国人映画監督のアジフ・カパディアとプロデューサーのジェームズ・ゲイリース。2人は2011年に27歳で亡くなった英国の女性シンガー、エイミー・ワインハウスを題材にしたドキュメンタリー映画「エイミー」を制作したことで知られる。

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