中国共産党のテーマパーク、武漢にオープン

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(CNN) 中国中部・湖北省の省都武漢に、中国共産党の歴史や思想を紹介するテーマパークが開設された。

同テーマパークは南湖幸福湾水上公園内に建設され、同国中部では最大級の共産党テーマパークとして9月28日に営業を開始。武漢ではほかにも5カ所に共産党テーマパークの建設を予定している。

園内はテーマ別に4つの展示ゾーンで構成され、中国共産党の幹部ら29人を紹介する青銅板と、1921年から2014年にかけての党の歴史に脚光を当てた芸術作品23点が点在する。中国共産主義青年団や共産党への参加を宣誓するアトラクションもある。

子ども広場には人民解放軍兵士の漫画風の銅像が立ち、地面には1930年代に共産党軍が国民党に包囲されて撤退した「長征」の地図が描かれている。

同園の目的は、党が理想とする繁栄、民主主義、礼節、調和、自由、平等、正義、法の支配、愛国主義、献身、統一について学ばせることにある。

ただし短文投稿サイト「新浪微博(ウェイボー)」での評判は必ずしも芳しくなく、「学校や職場ではツアーを組織して子どもを洗脳し、従業員に愛党精神を植え付けようとするだろう」「誰も行かないことを願う」「一番行きたくないテーマパーク」などの声が飛び交った。

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